楽しみながら書く

本を書いていると発狂しそうになってきた.何のジョークもなく事実と自分の考えを並べてるだけで面白くもなんともない.「〜である」「これは〜であるということだ」.あぁ,なんてつまらない文章だろう.そこでもう,楽しけりゃいいや的なノリで書いていくことに決めた.

すると自分の中で何かが壊れたのか,スラスラと書いていける.もちろん技術的に曖昧さが残る表現は許されないし,書いてあることの正当性に関しては責任を持たなくてはならない.

しかし逆に,自分で書いてて「面白い」と思えるものでないと読む人などいないはずだ.ただでさえ読む人がいないだろうに,硬い文章にして何が楽しいんだ,オレ.

この本の目的は,アルゴリズムの面白さや,負けることの悔しさ,勝つことの嬉しさを伝えること,そしてそれらを感じるために必要な知識を教えることである.なんなら教科書読んでコンテスト出ればいいわけだ.だけどそれじゃつまらない.自分の方が上手く伝えられる!という自身もあるし,自己満足も大切なはずだ.

そう,自己満足.それがなくては書く意味がない.書かされてるわけじゃないんだから,楽しんで書かなきゃならない.

そこで変な文章へと変身中です.でも面白いものができそうです.えへへ.