ICPCに向けて
ICPCに向けて勉強するにあたって，有効なサイトがいくつかあるので紹介．
まず，恐らく世界中で一番多くの人が登録している練習サイトがuvaというサイトである．
uvaはスペインのvalladolid大学が運営しているらしく，1700問くらいの問題について，オンラインで常時正誤判定してくれる．問題はvolume1〜8と，volumeC〜C8に分かれていて，Cの付いてない方にはICPCの過去問も多く含まれているっぽい．数字だけだと6万人も登録していることになるけど，実際に定期的にやってる人は5000人くらいだろう．それでも，毎年夏から秋にかけてのICPCシーズンになると大量のプログラムが提出されているので人気はあるようだ．
uvaと同じドメインで，オンラインコンテストをやっているサイトもある．
このコンテストに参加するにはuvaのサイトに登録している必要があるが，基本的に誰でも参加できる．世界の強者と戦うのはなかなか面白いし，バグダッドの人なんかは異常なペースでアクセプトをもらっていたりする．
他にも，uvaと似たような練習サイトがいくつかある．
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http://acm.sgu.ru/
Welcome To PKU JudgeOnline
オレは基本的にuvaしかやらないので，他のサイトは詳しく分からないけど，たぶんどこもuvaと似たような感じに違いない．
で，uvaに関しては，そのお助け的なサイトもあって，特に次のサイトはお勧めである．
World of Seven - Steven Halim's Personal Website
Felix Halim .NET
1つ目のサイトは，Method to Solveというところにuvaの各問題のヒントが書いてある．正直このヒントは大した当てにならないし，ヒントを見ちゃうと解く楽しみが無くなってしまうのだが，Algorithmにある大量のアルゴリズムの紹介が凄い．というよりこれはほとんど，CLRと呼ばれる「Introduction to Algorithms」という本のパクリなのだが，結構役に立つので読んでおいて損はない．ちなみに，このサイトはuvaのトップにもリンクがある．
2つ目のサイトでは，Valladolid OJ -> Solved/Unsolvedというメニューを選択すると表示される，個人情報が役に立つ．特に，自分がまだ解いていない問題の中で，Accept数の多い上位20問を表示してくれるのが嬉しい．欲を言えば，アクセプト数でなくてアクセプト率でソートして欲しいのだけれど．
ということで，この手の問題に慣れていない人でも，参考になるサイトはちらほらあるので，uvaをはじめ，ICPCの練習サイトにチャレンジしてみてはいかがだろうか．
そんなわけでオレも早速次に簡単な20問を解いてきます．
