そういえば森博嗣

京極を一通り（うぶめから塗仏まで）読んでしまったので，もりひろしを読んだりした．以下ちょっとだけネタバレ．

すべてがFになる (講談社文庫)

「すべて」はオチも友達に聞いて知ってたんだけどね．あんまり覚えてなかったし読んでみた．これはまあまあ面白かった．ただなぁ，あの親子ってのがいくらなんでも分かるんじゃないかと．

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

これはつまらん．トリックがね，だってそれしかありえないじゃん．なんか淡々としすぎてていつの間にか終わってた．．．

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)

これは良かった．面白かった．何処がって言われるとよう分からんけど．やっぱり博士かな．かっこいい．一個絶対問題だと思うのは，あの図面．

詩的私的ジャック (講談社文庫)

これはね，結構好き．なんかあのあり得ない歌詞とか，バカ女の酔った勢いのプロポーズとか，もうほんと顔赤くなっちゃって，もう読めません，とか思ったんだけど．そんなあり得なさが良かったかな．突っ込み入れながら読む．あとコンクリートの件はなかなかおもろかった．

次は封印再度を読む予定だが，おんもらきが出たので後になるな．そしたら今度はじゃみが出るのでまた先延ばし．．．

まあぶっちゃけあんまり面白くないというか．いや面白いところもあるんだけどね．なんかね，中途半端．京極に比べるとね．一応このサイカワとモエのシリーズは全部読んでみようと思うけど．