もう先週の土曜日の話ですが

フィンチャーの最新作を見てきました。ベンジャミン・バトン。

話はよく分からなかったですwバトンが主人公というより、その彼女が中心に話が進んでいくんですね。とても奇妙な運命を持ったバトンがいる分、普通のはずの彼女にもとても色々な運命があって、人にはそれぞれの生き方があるっていうようなことを感じました。原題は"The Curious Case of Benjamin Button"といって、邦題とは印象が違いますよね。the caseであって、a caseじゃないというか。バトンはこうだけど、その彼女はこうだし、あのおばあちゃんはこうだし、あなたはどう?みたいな。よく分からないけど、とてもシンプルな映画だと思います。

フィンチャーと言えばその映像の何とも言えないかっこ良さが好きなわけですが、今回も色使いとかコントラストとかとても良かったです。ピアノを弾いてるシーンが一番好きかな。おばっちゃんと犬とベンジャミンと。あったかーい、そんな画。