Roadrunner

ファミコンじゃないですよ。スパコンの話です。

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20375049,00.htm

認識が間違ってました。現在トップのBlueGene/Lのプロセッサ数が20万なのに対して、Roadrunnerは2万だと。そいで性能が2倍なのでSUGEE!って話。

Top500を見る限り、現在トップのBluGene/Lのコア数が212992のようですね。Roadrunnerのプロセッサ数とかコア数は以下の通り。合ってるかな?

IBM PowerXCell 12,960
PPE(Cell) 12,960
SPE(Cell) 103,680
Total(Cell) 116,640
AMD Opteron 6,912
Core(Opteron) 13,824
Total(Roadrunner) 130,464

BlueGeneのPower系のコアとSPEは単純比較なんてできませんが、参考までに。

とりあえず、Cellがとんでもなく優秀だということが分かります。汎用CPUのマルチコア化を始め、NVIDIAGPUを使ったCUDAとか、Cellとか、並列並列ですね。ちょっと前から仮想化が実際に活用されるようになった感じがしますが、クラウド・コンピューティングが普及すると、仮想化活用のベースになる並列技術の進歩が必要になるような、ならないような。GPUとかCellみたいにちっこいコアをいっぱい並べるのとは違うけどね。ただ、1コアの微細化や消費電力の上昇が限界な以上、さらなるマルチコア化は絶対に避けられないだろうし、今後それを生かすソフトウェアが作れるかどうかが鍵になってきそうです。まだいまいち恩恵を感じられないので期待age。

6/14にTop500の最新版が出るようですが、この辺の話は反映されるんかな?