伊坂幸太郎

今朝読み終わったのも含めて、3つ。適当な感想ですが。

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

正直あんまり好きな展開じゃないんだけど、最後だけは良かった。キザじゃないけどオシャレな話。最後が良いと次も読みたくなりますよね。

重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)

これは祈りよりもシリアスで、ちょっとサイエンスでエレキな話・・・のはずだったんだけど。相変わらずラストが良いんだな。読了感がとてもとても爽やか。ミステリの謎解きとか関係なく清清しい。

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

ドルジにキュン。ミステリとしても面白かったけど、なんだろーなー。オシャレなんだよね。キザじゃない。かっこつけてるようにもみえないんだけど、文体がとてもナチュラルで、嫌味がないのにかっこいい。ストーリーもそんな感じ。決して淡々としてる訳じゃなく、それなりに(いや、結構)起伏があるわけだけど、振り回される感じがなくて、シゼンに、キレイに、進んでいく。←みたいなカタカナのイメージがある。シンプルで尖ってる。綺麗な話というよりキレイな話。話という字は間違いなく漢字だな。「綺麗な話」でも「キレイなハナシ」でもなく、「キレイな話」。それなりに無機質でそれなりに温かい。そんな感じ。