またAppleネタですが

iPhoneもろくに触ったことないのになんで口出ししたくなるのか。ちょっと面白い&言いたいことある記事だったので。

[jp] Appleをめぐる永遠のすれ違い論議 | TechCrunch Japan

フールプルーフ(初めて聞いた件)のとこには同意。Appleの製品って、物理ボタン少なくて画面デザインが統一されてて、ただオシャレなだけに見えてもほんと細かいとこまで気をつかってる製品ばっかりだと思う。昔Mac(漢字Talk7くらい)とWindows95のデスクトップを比べたときからその差は一目瞭然過ぎた。フールプルーフなんて難しい言葉使わなくても、UIが逸脱すぎるって言えばおk。タッチパネルと組み合わせて鬼に金棒でしょう。これは異論なし。

で、なんかすごい違和感を覚えるのは、これのせいだった。

TechCrunchの読者の多くが、iPhone/iPadのユーザさんなどもエンドユーザ==お客さんとするところの、「生産者側」の人たちならば、

いや違います。私はどうやら、この記事の想定読者ではないらしい。私はユーザでもあり生産者側(素人)の人間もある。だからどんなにUIが逸脱な製品でも、生産者側のことを奴隷のように扱おうとする会社の製品は欲しいとは思わないと分かった。生産者側にはなり得ないからiPodはなんの苦もなく買えてしまった。でもiPhoneは買えなかった。Androidがあったっていうのもあるけど、それとは別に、素人生産者としての自分が、受け入れがたい苦痛を感じていたに違いない。いや、これは語弊がある。金がない、からMacが買えない、という苦痛。

これはまったく、前書いたApple=ディズニーランドだという理屈にも当てはまるわけで、とてもすっきりする考えだ。私はユーザであり生産者でもあり、私が日々購読してるニュースもそういう人たち向けに書かれているものである。一方で、上記の記事の筆者は私たちを単なる生産者としてしか捉えていなかったというわけだ。考えてみれば当たり前だ。広い目で見れば、私みたいなたちはごく僅かなんだ、きっと。

でも、私は違っていた、ということだけも自分にとっては大事なこと。生産者側で居られるのなら、その恩恵を最大限まで受けつつ、かつ、使っても楽しいというプラットフォームに居座り続けたいです。単に今はそれがAndroidしかないということは言えるかもしれないけど、それは(しばらくは)Appleではあり得なさそうです。

だからiPadも買わないだろうと思う。とか言って買ったらうっひょーー!!!とかなってると思うけど。