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グーグル、Wikipedia対抗のオンライン百科事典「Knol」を一般公開 - CNET Japan

というわけで触ってみた。

http://knol.google.com/

例によって英語なのでよく分からんが、googleの考えるKnolのgoalが分からない。wikipediaに対抗という形で話題性を高めたいのは分かるけど。。。wikipediaでいいじゃん?記事の信憑性なんてあまり関係ないと思う。問題点として指摘はできるけど、かといって「信憑性が高いサイト」と言われてもそれ自体の信憑性が疑わしい。これはinternetだけじゃなく新聞にだって言えることだし。

それよりもKnolがよく分からないのは、例えば"Backpack"っていう歩いて旅行することの記事があって、そこにはbackpackで役立つ紐の結び目がkwsk書いてたりするわけだけど、これをKnolで一箇所にまとめて何の意味があるんだろうか?Knolは信憑性が高いからこれは正しい結び方ですよー、他のサイトに書いてるある結び方は間違ってるかもしれませんよー。はいそうですね。それで?

cnetの記事では医学用語とか、専門性が高く、高い信憑性が求められる分野の記事について書かれているけど、そういうものに関してはそれこそ専門家に見てもらえばいいじゃん。病院池。そこまでじゃないっていうならwikipediaで良いと思う。本でも良い。積極的にKnolを使う理由が見当たらない。まだ記事が少ないから何とも言えないけど。

こういうサービスをgoogleが始めるのはプギャーという感想。だってKnolの記事と同程度のクォリティの記事は、internetという百貨辞典の何処かにはあるはずで、それを見つけてくれるのがgoogleなのに。何かを知りたいときに、wikipediagoogleがあればそれで済むんじゃないのか。